防災×ビジネス×まちづくり~しなやかな大阪梅田を創るためのトークセッション~ 【うめだ防災フェス】
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開催日:2025年4月12日(土)15:00-16:30
関西大学梅田キャンパスで、大阪梅田地区の住民、企業、自治体と関西大学の学生・教員が参加し、防災を学びながら交流する場「うめだ防災フェス」を開催します。
活動を語るセッションとして、大阪梅田地区のひと・モノ・知のターミナルとしての強みを活かし、安全・安心社会のためのイノベーション創出を目指す「うめだ南トラ研究会」より、小澤 守先生(関西大学名誉教授)と奥村 与志弘先生(関西大学社会安全学部教授)をお迎えし、トークイベントを行います。
前半では、日常生活や企業の価値を高めつつ災害に強い社会をどのように作り上げていくか、変化をしなやかに受け入れ、新たな価値へとつなげる街づくり、従来型の防災啓発を越えて、利益を生みながら能動的に防災に取り組む「防災イノベーション(防災儲かりまっ化)」についてなど、研究会のこれまでの活動と今後の展望を交えながら、大阪梅田の未来についてお話しいただきます。
後半はファシリテーターとして「一般社団法人うめらく/株式会社ippo」の山田摩利子さん(非常時にも役立つ日常にあるコミュニティの醸成に取り組む)をお迎えし、地域課題に対してどのようなアプローチが考えられるかをクロストーク形式で語り合います。
登壇者

小澤 守(関西大学名誉教授)
大阪大学工学博士。機械工学者として熱工学を専門とし、大阪大学・神戸大学を経て関西大学教授、学部長を歴任。現在、関西大学名誉教授として、学術研究と社会実装の橋渡しに尽力。行政・企業と連携し、社会安全や防災分野で地域の安全と持続可能なまちづくりに貢献している。また、独立行政法人日本原子力研究開発機構「もんじゅ安全委員会」委員、日本学術振興会「科学研究費委員会」専門委員、関西電力「原子力安全検証委員会」委員、最高裁判所「知的財産権担当専門委員」など、多方面で委員を務め、専門知見を活かした活動を展開している。

奥村 与志弘(関西大学社会安全学部教授)
1980年生まれ。博士(情報学)。総合防災・減災が専門。京都大を卒業後、京都大助教などを経て現職。南海トラフ地震などを見据え、津波避難や災害関連死の研究、企業・地域と連携した防災まちづくりにも注力。政府や大阪府などの委員を務める。
ファシリテーター

山田 摩利子(一般社団法人うめらく/株式会社ippo)
中津在住。うめきた周辺地域のコミュニティ「うめらく」を立ち上げ、地域活動を通してウェルビーイングな人生を推進。株式会社ippoではBCP策定や防災教育を実施している。
開催概要
登壇者 | 小澤 守(関西大学名誉教授)、奥村 与志弘(関西大学社会安全学部教授) |
開催日時 | 2025年4月12日(土)15:00〜16:30 |
会場 | 関西大学梅田キャンパス 8階ホール |
参加費 | 無料(事前申し込み制) |
うめだ南トラ研究会とは
防災などの社会安全学を中心に研究・教育活動を行っている社会安全学部とニュービジネスやビジネスモデルなどの経営学を中心に研究・教育活動を行っている商学部の関西大学教員をコアメンバーとして2022年に設立されました。
西日本最大のターミナルである「大阪梅田」の強みを生かし、同地区にゆかりのある民間企業を含む様々なステークホルダーと共に、南海トラフ巨大地震の発生を見据えて、防災課題の共有とそれを解決するための安全・安心イノベーション創出を目指している研究会です。
こんな方におすすめ
・防災・減災活動に興味のある方
・まちづくりに興味のある方
・北区、梅田周辺にお住まいの方やお勤めの方
うめだ防災フェスin関西大学梅田キャンパス
関西大学梅田キャンパスで大阪梅田地区の住民・企業・自治体と関西大学学生・教員が参加し、防災を学びながら交流する場を提供します。
【聞いて学ぶ】【体験して学ぶ】【見て学ぶ】3つのセッションで防災について学び、地域全体で防災意識の向上を図り、地域のつながりを強化することを目指します。
【同日開催】「増補版 スマホで見る阪神淡路大震災」×「喪失、悲嘆、希望 阪神淡路大震災 その先に」刊行イベント
同日13:00~14:30には「喪失、悲嘆、希望 阪神淡路大震災 その先に」の著者である俳優の堀内正美氏と 「増補版 スマホで見る阪神淡路大震災」の著者である朝日放送テレビの木戸 崇之氏、吉水 彩氏をお迎えし、 実際の映像を交えながら、「今だから伝えられること」「あのとき、言いたかったこと」「将来に伝えたいこと」を参加の皆さんとともにざっくばらんに語り合うトークイベントを開催します。