関西大学ソーシャル・コミュニケーションリーダー(SCL)養成講座 第7期
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開催日:2024年7月13日(土)-9月7日(土)10:00~18:00+エクストラ講座(9/14)
開催方法:対面
ソーシャル・コミュニケーションリーダー(SCL)養成講座とは、企業における会議、学校やワークショップ等の学習の場、高度な専門家同士の知的生産の場といったさまざまなコミュニケーションの場面において、個々の多様性を活かすコミュニケーション環境をデザインし、ファシリテートすることのできる支援人材を養成する講座です。
それぞれの専門家によるリレー講座形式となっており、理論と実践、科学とアートのクロスオーバーによって学び、様々なフィールドで越境的・横断的に活躍する力を育みます。
ソーシャル・コミュニケーションリーダーとは社会における多様なコミュニケーションの場面で、コミュニケーションの環境をデザインし、支援し、ファシリテートすることのできる人材のことで、コミュニケーションデザインとは、コミュニケーションを「属人的なスキル」だけでなく「環境」も含めて捉える考え方です。
コミュニケーションの場での課題解決には、場を俯瞰し、捉え直すことが必要になります。そして、場の分析をした後に「ハード面のデザイン」「ルール設計」など、環境のデザインを行います。
本講座は、多様な分野にわたる講師陣のレクチャーの中で、そしてさらに多様な受講者とともに行う協働作業の中で、未知の課題に出会ったときに対応できる体力・マインドセットが醸成されるよう、デザインされています!
こんな人に参加して欲しい
- 理論と実践を両輪として学びたい方
- 科学とアートとビジネスを交差して学びたい方
- 多様なバックグラウンドをもったひとと学びたい方
開催概要
講師 | 蓮行(劇団衛星 代表/京都大学経営管理大学院特定准教授)など複数名 |
開催日時 | 2024年7月13日(土)-9月7日(土)|10時-18時 | 6日間 エクストラ講座(補講)9月14日(土) |
会場 | 関西大学梅田キャンパスKANDAI MeRISE4階ラボ |
定員 | 20名 |
受講料 | 一般:66,000円(税込) 早期割引:55,000円(税込)(3月10日(日)〜4月30日(火)まで) 学割(先着3名,25歳以下の学生さんを対象とします。):33,000円(税込) |
講師プロフィール
蓮行(れんぎょう)
(劇団衛星 代表/京都大学経営管理大学院特定准教授)
専門は演劇教育、コミュニケーションデザイン。「小劇場での演劇でしか絶対に表現できない舞台表現」を極めるべく、1995年に劇団衛星を設立。京都を拠点に、既存のホールのみならず、寺社仏閣・教会・廃工場等「劇場ではない場所」で公演を数多く行い、茶道劇「珠光の庵」や裁判劇「大陪審」などの代表作を全国で上演する。同時に、演劇の持つ社会教育力に着目し、そのポテンシャルを利用したワークショップ事業を多く手がける。並行して研究活動に取り組み「演劇のないところに演劇を送り込む」活動を幅広く展開している。
[著書]
蓮行,平田オリザ「演劇コミュニケーション学」日本文教出版,2016年
平田オリザ,蓮行「コミュニケーション力を引き出す:演劇ワークショップのすすめ」PHP新書,2009年
谷口忠大,石川竜一郎,中川智皓,蓮行,井之上直也,末長英里子,益井博史 (担当:分担執筆, 範囲:第4章 演劇ワークショップ──ロールプレイの空間を創る)「コミュニケーション場のメカニズムデザイン」 慶應義塾大学出版会, 2021年
いいむろなおき
マイム俳優/演出家/振付家
パリ・マルセル・マルソー国際マイム学院卒業。ニデルメイエ国立音楽院コンテンポラリーダンス科最上級クラス首席卒業。
関西を拠点に国内外で舞台出演、マイム指導・演出等幅広く活動中。
いいむろなおきマイムカンパニー主宰。京都で無期限ロングラン公演を続けるノンバーバルシアター「ギア-GEAR-」マイムパート出演中。
東京2020パラリンピック開会式出演。
mime1166.com
岡田浩(おかだひろし)
和歌山県立医科大学薬学部 社会薬局薬学講座 教授
教育学部卒業後、小・中学校講師を経て、2005年40歳で薬剤師免許取得。およそ10年間の薬局勤務の経験から、2011年国内初の薬局でのランダム化比較試験COMPASS研究を実施。その後、京都大学、カナダ・アルバータ大学等でも薬局での健康支援についての研究を実施。2019年カナダから帰国後は、同年より京都大学医学研究科を経て、2023年より和歌山県立医科大学薬学部教授。社会健康医学博士(DrPH)
奥野美里(おくの みさと)
グラフィック・ファシリテーター
生涯学習財団認定ワークショップ・デザイナー(マスター)、修士(ソーシャル・イノベーション)
可視化による場づくりの技法、グラフィック・ファシリテーションを活用し、まちづくりや組織開発、越境、ダイバーシティ、発達障害、治療と仕事の両立等をキーワードに、異なる背景・文脈を持つ人々が対話する場、共創する場に関わる。最近の関心は、対人援助や1on1、チームMTGなど身近な場でのグラフィック・ファシリテーションの活用。「受け止められたという実感」「共同注意・共同生成」に着目。エンパワメントと自己決定支援のための手法としての確立を目指している。共著に「描いて場をつくるグラフィック・レコーディング 2人から100人までの対話実践」(学芸出版)がある。
城下英行(しろしたひでゆき)
関西大学大学院社会安全研究科・社会安全学部准教授
専門:防災教育、防災学習論
専門分野は防災教育、防災学習論。知識・技術の一方向の伝達という防災教育観の問題点について防災と学びの両側面から検討し、そうした防災教育観をも包摂する、より拡大された防災教育のあり方について模索している。現在は、本物の防災活動に参加することそのものを防災のまなびと捉え、そうしたまなびの機会へのアクセスの提供が防災教育であるという立場に立ち、実践的な研究に取り組んでいる。また、諸外国における防災活動の中から防災のまなびを発見するための国際的な研究も行っている。
丸本瑞葉(まるもと みずは)
株式会社SciEmo 代表取締役 / CEO
関西大学商学部卒、京都大学経営管理大学院修了。メーカーにてITソリューションの企画開発やM&Aなどの事業開発に従事。京都大学で新規事業創出方法論を専門に研究し、感情を重視した新規事業創出方法論を開発する。MBA取得後、株式会社SciEmoを設立。新規事業創出サポート、ブランディング、新規事業ワークショップをサービス提供しながら、自社でもクローズドSNSサービスやITソリューション・プロダクトを新規開発・販売している。
水越 伸(みずこし しん)
関西大学 社会学部メディア専攻 教授
1963年生まれ。筑波大学比較文化学類卒業。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。
東京大学大学院情報学環教授を経て、関西大学社会学部メディア専攻教授。
メディア論、メディア・リテラシーに取り組む。
著書に『メディアの生成:アメリカ・ラジオの動態史』『改訂版 21世紀メディア論』『メディア・ビオトープ:メディアの生態系をデザインする』など。 (財)INSTeMサブディレクター、バイリンガルの独立雑誌『5:Designing Media Ecology』編集長。
http://shinmizukoshi.net
ご注意事項
<申込について>
必ずご参加者様ご自身での事前申し込みをお願いいたします。
お席が限られているため、ご都合が悪くなられてキャンセルされる場合は、事前に事務局へのご連絡をお願いします(※)。
1名で複数のお申し込みはご遠慮ください。
ご都合が悪くなられるなど、代理の方が参加される場合も事前登録、もしくは事務局へご連絡願います。
【主催】
関西大学梅田キャンパス
【イベントページに関するお問合せ先】
関西大学梅田キャンパス(平日10-18時)
TEL:06-4256-6816
E-mail:edu-umd@ml.kandai.jp