社会人が捉えておくべき“お金”とは何か?〜“お金の教育”そのものについて考える〜

  • オープンカレッジ
  • 有料
  • 受付終了

開催日:2024/3/11(月)18:30~20:30

開催方法:対面

働き方や仕事に対する考え方、我々を取り巻く資本主義社会に対する価値観も多様化する中で、改めて「お金」というものに注目が集まっています。お金とはいったい何か、について答えることができるでしょうか。

マネーに対するリテラシー教育は、資本主義や経済に対する価値観が転換する今、誰しもに不可欠なテーマとなってきました。特に、企業人事や組織開発を担う方にとっては、企業と個人を繋ぐ、「お金」について、タブー視しない、積極的な取り組みが期待されます。

本セミナーでは、『30 Lies About Money』著者のピーター・カーニック氏が、関西で初登壇するセミナーとなります。また、本書籍の監訳者であり『ビジネスフレームワーク図鑑』『思考法図鑑』著者の小野義直氏、同じく監訳者であり、『実務でつかむティール組織』吉原史郎氏も現地で登壇。そして、『ベンチャーキャピタルからの資金調達』著者であり、立命館大学MBAで講師を務める嶋内秀之がファシリテートし、参加者の皆さんと共に、「お金のあり方」「お金の教育」について、学びを深める会となっております。

登壇者3名のスピーチ、パネルディスカッションを経て、参加者同士がお金についての考え方、セミナーでの気づきを共有し新しい何かに触れる交流会をデザインしています。これからの新しい社会の価値観を、お金を通じて考える今回の機会に、ぜひご参加ください。
 

タイムスケジュール

  • オープニング 5分
  • 小野義直氏講演(20分)解題
  • ピーターカーニック氏講演(20分)
  • 吉原史郎氏講演(20分)
  • パネルディスカッション(20分)
  • 交流会(30分)
  • 中締め 20:30頃

開催概要

講師ピーター・カーニック 氏
小野 義直 氏
吉原 史郎 氏
嶋内 秀之 氏
開催日時2024/3/11(月)18:30~20:30
会場関西大学 梅田キャンパスKANDAI Me RISE
(後日アーカイブ動画あり)
定員60名 ※学生の参加も大歓迎です!!
受講料①当日ライブ参加:無料
②アーカイブチケット:2,200円 
③吉原氏出演動画コンテンツ「ソース原理」1ヶ月視聴(全21本):3,300円
※全て税込価格となります。
※各種アーカイブの視聴期間は1ヶ月です。購入後事務局よりご案内します。

■主催:株式会社アントレプレナーファクトリー

■関西大学梅田キャンパス KANDAI Me RISE

※チケットに関してご不明な点がありましら、運営事務局(sasaki.k@enfac.co.jp)までお問合せください。

講師プロフィール

ピーター・カーニック
(ソース・プリンシプル &マネーワークの提唱者・創始者)

スイスのチューリッヒを活動拠点とする。「人とお金の関係」、そして、最近は「アイデンティティと起業家精神」に関する独創的な研究とワークショップでよく知られている。1980年代初頭からマネーについての現象学の研究を行い、プレゼンテーションや小グループでオリジナルな研究を実施。ジュネーブでMBAを取得した後、企業の管理職向けのトレーニング、リーダーシップ教育、戦略立案プロセスを支援するビジネスを展開。1987年、企業や非営利組織向けの財務と組織の独立コンサルタントとして活動を開始。1994年、自身の研究を土台に、最初の「マネーについてのワークショップ」を開始。1999年にMoney & Business Partnershipに関する新しい国際会議をスタート。2009年、500人を超える起業家、及び会社や団体の創設者を対象とした調査を行い、ソース・プリンシプルに関するアイデアの精緻化を開始した。 著書:『30 Lies About Money: liberating your life, liberating your money』(現在、邦訳中)

【参考動画&記事】
※参考資料①:提唱者が語る! 人間らしい自然なビジョンの創作を可能にする「ソースプリンシプル」&「マネーワーク」
・愛してやまないことを取り戻す「マネーワーク」とは?
・愛してやまないことを創作する「ソース・プリンシプル」とは?
https://bizzine.jp/article/detail/9173?p=2

※参考資料②:Forbes:40年「人とお金の関係」を探る識者が語る「お金は自身を映す鏡である」
https://forbesjapan.com/articles/detail/64061

※参考資料③:NEWSPICKS Education:学習する組織(システム思考)とソース・プリンシプル(ソース原理)の出会い
https://education.newspicks.com/education-magazine/source-principle-event

※参考資料④:ピーター・カーニック氏のミニ動画
『ピーターの仕事観は?』https://youtu.be/JisSOCzSe4E

小野義直
(株式会社アンド代表取締役
ピーター・カーニック著書『30 Lies About Money』監訳者(2024年夏出版予定))

大学卒業後、6年間勤めた広告代理店の倒産を機に独立。仮説検証と実践サイクルをスピーディーに回し、段階的に完成度を高めていくことを強みとする。これまで小売・サービス業を中心として構造設計からコミュニケーション戦略構築まで1,000社以上を支援。幾多のプロジェクトを支援する中でプロジェクトリーダー養成と組織開発の重要性を感じ、現在は個人と組織の変容支援にも従事している。
現場に溢れる問題から解決すべき課題を抽出し、解決に必要なプランニングを支援する探究コーチ。事業共創と人材育成を連動させながら課題解決に取り組むプログラムを提供している。愛してやまないことを通して課題解決に寄与できる共創探究人材の育成を目指し、9年前から高校の探究学習の専任講師として高校教育にも携わっている。

日々の楽しみはお野菜を育てること。種から発芽してくる生命の誕生という神秘に触れ、土を夢中で堀り、没頭することで己を解放し、鈍りつつある感性と直感力を磨いている

著書:『ビジネスフレームワーク図鑑(2018年)』(翔泳社)・『思考法図鑑(2019年)』(翔泳社)
監訳:ピーター・カーニック氏著書『30 Lies About Money』(2024年夏出版予定)

吉原史郎
Natural Organizations Lab(株)共同創業者
ピーター・カーニック著書『30 Lies About Money』監訳者(2024年夏出版予定)
日本初のピーター・カーニックの「ソース・プリンシプル&マネーワーク」認定プラクティショナー
(2023年にトム・ニクソンから「The Done Process(完了プロセス)」を受ける)

循環畑を通じて芽生える「野菜は自然と育つ」という意識のもと、「いのちの循環」の視点から経営を再考案する取り組みを実践。また、「循環の暮らし」を土台とする哲学も探究している。神戸大学経営学部卒業後、事業再生下でのリゾートホテル経営、三菱UFJリサーチ&コンサルティングを経て、NOL創業。『ティール組織』(英治出版)の原著『Reinventing Organizations(組織の再考案、以下RO)』を2015年に日本で初めて要約、2018年から著者フレデリック・ラルーと親交を深め、著書『実務でつかむ!ティール組織(2018年)』を出版。「ティール組織 with 循環畑」の実践は、世界のROコミュニティーから出版された書籍『Adventures in Reinventing Work(働き方を再考案する冒険)』にも紹介された。2022年に「ソース・プリンシプル(ソース原理)」提唱者のピーター・カーニックから直接その源泉を学び、日本初の「ソース・プリンシプル&マネーワーク」認定プラクティショナーとなる。ピーター・カーニックの著書『30 Lies About Money』を監訳中(2024年夏出版予定)。日本においても、ソース・プリンシプルとマネーワークの「The Done Process(完了プロセス)」を経た「プラクティショナー達の集い」を主催し、ピーター・カーニックやトム・ニクソンを含む海外との協働探究を進めている。

著書:『実務でつかむ!ティール組織(2018年)』(大和出版)
翻訳:『自主経営組織のはじめ方(2020年)』(英治出版)/『[新訳]HOLACRACY(ホラクラシー)(2023年)』(英治出版)
監訳:ピーター・カーニック氏著書『30 Lies About Money』(2024年夏出版予定)

ファシリテーター

嶋内 秀之
株式会社アントレプレナーファクトリー 代表取締役

神戸大学大学院経営学研究科修了(MBA)。オリックス株式会社にて6年間国内営業の後、7年間ベンチャー投資を担当。 2009年にアントレプレナーファクトリー設立。ラーニングテクノロジーと動画を用いて、地域や時間を問わずに学習できる動画サービスを企画し、5000コンテンツを保有し事業展開する。 2009年より12年間立命館大学及び大学院で講師を担当。

著書:『ベンチャーキャピタルからの資金調達(2012年)』(中央経済社)